新卒で社会人になった人向けに、使えると仕事が捗る便利なExcel関数3つをまとめました!
関数の詳し使い方は色々なサイトが丁寧にまとめているので、
ここでは簡単な説明と、どういった場面で使えるのかを中心に説明します。
※SUMやMAXなどの基本的な関数はここでは取り上げていません
おすすめのExcel関数
- VLOOKUP
- IFERROR
- SUMIFS
1.VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型)
用途:縦方向の範囲を検索する
場面:大量の明細に紐づくデータを、別のデータ群から検索し引っ張りたい時
具体例:1000種類の商品(データA)の販売価格(データB)を調べたい時
補足:データAとデータBの間で共通の値を検索する関数なので、
お互いのデータ群で共通する値を持っている必要があります。
データA:商品コード、商品名
データB:商品コード、販売価格
こういったデータ構成の場合、VLOOKUPが使用出来ます。
補足2:
♯N/A:検索した値が検索したデータ群にない場合、表示されます。
0:検索した値が検索したデータ群にあるが、欲しいデータが空の場合、表示されます。
社会人必須のExcel関数と言っても過言ではありません。
これを知らないと仕事にならない場面が数多く出てくるので、必ず使えるようにしましょう。
2.IFERROR(値, エラーの場合の値)
用途:エラーが出た場合、指定した値を返す
場面:Excel上で計算した結果、エラーが表示されてしまったので、
そのエラーを消して空白にしたい時
具体例:VLOOKUPした場合のエラーを、空白にしたい時
これ単体で使うというよりは、他の関数と組み合わせて使用する場面が多いです。
例えば、前述したVLOOKUP関数と併用する事も多いです。
エラーが含まれているデータを集計などで扱うと、
どうしても計算結果がエラーとなってしまい解が出力されないため、
この関数を使用し、予めエラーを消しこんでおく事で、確認の手間が省けます。
3.SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, ...)
用途:複数条件に一致するセルを検索し、
見つけたセルと同じ行(または列)の「合計対象範囲」のセルに入っている値の合計を返す
場面:指定した複数条件に当てはまる明細の合計値を取得したいとき
具体例:2015年度内に販売した商品Aの合計金額を知りたいとき
具体例にも記載していますが、単一条件での集計頻度よりは
複数条件での集計頻度の方が多いため、SUMIFS関数は覚えておいた方がいいです。
特に期間を指定する場合が多いので、期間の指定方法も調べておきましょう。
最後に
新卒の社会人が出世コースに乗り同期に競り勝つためには、
上司に求められている以上の成果を常に出す必要があります。
そのためには仕事を効率的に処理し、
より良いアウトプットをより多く行う必要があります。
特にExcelに関しては、関数を知っていると知らないのでは、
作業効率とアウトプットにかなり差が出てきます。
統計を利用した集計や計算は専門の人やツールがやってくれますが、
上記に記載したレベルの集計は自分で処理した方が早いため、
ここで記載した関数程度であれば、必ず使えるようにしておきましょう!